新緑の季節を迎えました!

2021年4月14日

柿儂人の鈴木です。

4月も中旬となりました。桜の開花が例年になく早かった今年の春は、柿の生育もかなり進んでいます。
本来でしたら新緑が映える景色はゴールデンウィークあたりなのですが、すでに眩しいくらいの若葉が
柿の里を明るく輝かせてくれています!

ただ、この季節心配なのが遅霜の被害です。4月11日の早朝、久し振りに寒い朝を迎えました。多くの
地域で霜が降りたと聞いており、耐寒性の弱い新芽が枯れこんでないか気になるところです。かつて
この地域でも遅霜の被害を何度も経験しており、程度にもよりますが収穫量が半減することもざらに

起こります。遅霜の影響で裏年となると、その反動で翌年が超表年となったりと極端な収穫量の変動が
数年に及び続くこともあり、我々生産者にとって気を付けなければならない気象災害の一つです。

私の住む地域では、4月第2週に開催される平野町の春祭りが終われば遅霜はないとの言い伝えがありま
す。コロナ禍の中、規模縮小でしたが無事春祭りも終えることができましたので、とりあえず一安心と
いうことでしょうか?