早秋柿の定植作業

2022年4月4日

4月に入り、日中の最高気温が20度に迫る日が続く中、柿の芽もだいぶ開いてまいりました。
遅れていた剪定作業もなんとか3月24日に終了し、やれやれと一息つく間もなく、昨年末に
伐根して更地にしてあった土地に早秋柿のポっト苗を定植しました。

「桃栗3年柿8年」とはよく知られていることわざですが、柿の苗木を植えつけても、なかなか
すぐには実をつけることはありません。そこで、当園では事前に大鉢で実をつける状態になる
まで柿の木を育て、その後で地面に植え付ける方法をとっています。このようにして大事な畑
の未収益期間を短くする努力をしているわけです。

今回植え付けた大苗は、実に20年余り40リットルの不織布ポットで育てていた代物で、高さは
およそ2mに育っております。3m間隔に120本定植したのですが、うまくいけば今秋には2000個

ほどの柿が収穫できそうです。