緑のカーペット

2021年4月14日

柿儂人の鈴木です。

新緑が眩しい柿の里ですが、この時期になると柿農家vs雑草との仁義なき戦いが始まります!

多くの農家が乗用式のラビットモアを導入しており、昔に比べれば生産者の負担は軽減されて
いるとは思いますが、刈っても刈ってもすぐに伸びる雑草はやはり厄介者です。

当園では一部圃場においてクローバーやナギナタガヤの草生栽培を行っております。いわゆる
「草をもって草を制す」的な発想で除草の省力化を目指しています。クローバーは緑肥として
も知られており、根にある根粒菌で窒素固定を行い土壌を肥沃にさせますので肥料の節約にも
繋がりますし、ナギナタガヤは自然に倒伏して地面を覆い水分の蒸発を抑える等マルチ効果を
もたらします!

なにより一面を覆うクローバーは美しく、作業する者の心も安らぎますね。